■ 「バイクに乗り始めるまでにはどんなものが必要で、それぞれいくら掛かるの?」
■ 「最初はできるだけ予算を抑えたい、バイク装備は最初に必要なものはどれ?」
■ 「バイク本体が高いのはしょうがないけど、せめて免許代は安くしたい」
実はバイクに乗り始めるまでに忘れてはいけないものがあります。それは安全装備をしっかりそろえることです。
なぜなら、バイクは体をむき出しにして走る乗り物だから。
筆者は命を守るためには「ヘルメット」と「胸のプロテクター」が必須だと考えています。理由はバイクの死亡原因1位の頭部と2位の胸部を合わせると約70%になるからです。
筆者はバイク歴21年で乗ったことがあるバイクは87車種以上。その間にたくさん転びましたし、ケガもしました。周りで仲間がどんな転び方をしてどこをけがをして、どれくらい後遺症が残ったかも見てきました。
そこで感じたことは「プロテクターをつけていればケガがもっと軽く済んだのに」です。
この記事では、限られた予算内で最大限安全に配慮してバイクに乗り始められる予算の使い方を解説します。この記事を読めばあなたの予算に応じた、一番コスパが良い予算の振り分け方がわかります。
記事の前半でお金が掛かるものの解説、後半で予算全体を一覧表にした3パターンの例を解説します。
結論はバイク本体と免許を取る費用以外に、10万円の予算を確保すること。それだけで安全にバイクを乗り始めることが出来ますよ。
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バイクに乗るまでにお金が掛かるもの(バイク本体、アパレル、税金など)
バイクを乗り始めるまでに掛かる費用は、支払い方で大きく2つに分けられます。
■ 支払うのは一度だけの費用
→バイク本体、免許取得費用、ヘルメットなどで「購入できるもの」
■ 毎月または毎年ごと支払い続ける費用
→税金、保険、駐車場などで、言い換えると「固定費」
順番に解説していきます。
お金を払うのは一度だけの費用
■ バイク本体(ローンを組めば固定費化も可能)
■ バイク免許(ローンを組めば固定費化も可能)
■ バイク装備(ヘルメットやプロテクターなど)
■ バイク用品(バイクカバーや盗難防止グッズ)
それぞれ目安となる予算額を紹介しながら詳しく解説していきます。
バイク本体[予算20~120万]ローンを使用して固定費化もあり
今回の記事はこれから免許を取る初心者を想定しているので、購入するバイクは400cc以下に絞って解説します。
筆者が考える予算の幅20~120万円で、理由は以下の通り。
250ccの中古で、安心して買える価格の最安値が20万円。
400ccの新車CB400SBを購入すると、諸費用込みで120万円。
400cc以下のバイクを購入するとしたら、この間の金額に収まると思います。
バイクを始める予算の中では、バイク本体が一番金額が高い場合がほとんどです。なので初期費用を押さえるにはバイク本体の価格を抑えることが一番効果が高いです。
それでも筆者は「初心者ほど新車でバイクを買うべき」だと考えています。
理由は別記事で詳しく解説しています。
»バイクは新車と中古どっちが良いのか[初心者ほど新車にするべき]
新車なんて買えないよという人は、最近は金利がかなり低いのでローンで購入するのもありです。
バイクは乗り始めるとガソリン代や消耗品パーツ代など、初期費用に入っていないコストがあります。ローンの月々の支払金額には余力を残してください。
バイク免許[予算10~18万]教習所と合宿でかなり金額差あり
バイクの免許取得費用はバイク本体の次に金額が大きくなります。
どこで免許を取得しても免許証自体に性能の違いはないので、費用はできるだけ抑えたいですよね。
免許を取得する金額で一番差が出るのは「教習所」と「合宿」のどちらを選ぶかです。
例えば普通自動車運転免許(四輪の免許)を持っていない人が、普通自動二輪免許(バイクの中型免許)を取得する場合で比べてみます。
合宿で免許を取得する費用は約10万円
教習所で免許を取得する費用は約18万円
なんとこれだけで8万円もの差が出てしまうのです。
「合宿」と「教習所」どちらで免許を取るのが良いかは別記事で解説しています。
»[10万円以上お得]バイク免許は合宿で取るべき(二輪+四輪同時に)
バイク装備[予算3~20万]最悪、最初はヘルメットだけでもOK
バイク装備
■ ヘルメット
■ プロテクター
■ グローブ
■ ジャケット
■ パンツ
■ レインウェア
■ ブーツ
この中で自分のバイクを買って乗り始めるまでに絶対に必要なものはヘルメットとプロテクターです。
ほかはバイクに乗り始めてから、予算に応じて増やしていけば何とかなります。
ヘルメットとプロテクターは命に直結する装備なので、安物では買う意味がありません。バイク本体の予算を下げてでも、バイク装備の予算を確保してください。
バイクの装備をどんな順番で増やしていけば良いかは、この記事の後半で詳しく解説しています。
バイク用品[予算1~3万]最初はなくてもOK
バイク用品
■ バイクカバー
■ 盗難防止グッズ
■ ツーリングバッグ
上記の物はバイクに乗り始めるときには、無くてもとりあえずは何とかなります。
ですができればバイクカバーだけはある方が良いです。理由はバイクの保護にも盗難防止にも費用対効果が高いからです。
もっと詳しく知りたい人は以下の記事を参考にしてください
»バイクの盗難防止策をまとめました【窃盗のよくある手口も完全網羅】
バイク用品をどんな順番で増やしていけば良いかは、この記事の後半で詳しく解説しています。
お金をずっと払い続ける費用
毎月、毎年支払いを繰り返す費用を「固定費」と呼びます。ここからはバイクに掛かる固定費について解説します。
バイクに必要な固定費
■ 自賠責保険(強制保険)
■ 任意保険
■ 自動車重量税
■ 軽自動車税
■ 駐車場
■ バイクや免許のローン
毎月支払うものや1年に1回支払うものなど様々です。個別に解説していきます。
自賠責保険[年間3,500円~]
自賠責保険とは「自動車損害賠償責任保険」のことで、人身事故の被害者を救済することが目的です。自動車はもちろんバイクも50cc含み全てのバイクに加入が義務付けられている保険で、強制保険とも呼ばれます。
しかも補償額に上限があるので十分な補償ではありません。
(補償額は死亡が3,000万円限度、後遺障害が4,000万円限度、ケガが120万円限度)
ちなみに自賠責保険の保険料は保険会社がどこであれ、決まった保険証を支払うことになります。つまり、保険会社を選ぶ必要はないということです。
自賠責保険の金額は、下記の一覧表を参考にしてください。
自賠責保険排気量別一覧表
契約月数
|
総排気量 | ||
125cc以下 | 125cc超250cc以下 | 250cc超 | |
12ヶ月 | 7,060円 | 7,670円 | 7,420円 |
24ヶ月 | 8,950円 | 10,160円 | 9,680円 |
36ヶ月 | 10,790円 | 12,600円 | 11,900円 |
48ヶ月 | 12,600円 | 14,990円 | – |
60ヶ月 | 14,380円 | 17,330円 | – |
任意保険[年間2万円前後]
多くの保証が付いた保険で加入は任意です。自賠責保険でカバーできない部分の補償のために加入します。
任意保険は補償内容のプランが豊富で保証額も細かく設定できます。また等級という制度があり無事故無違反の状態が長いと保険料が割安になります。また運転手の年齢など条件によって保険料が変わります。
どんな人がどんなバイクに乗ると大体いくらくらいの保険料かは下記の一覧表を参考にしてください。
任意保険状況別一覧表
車種(排気量)/年齢/等級 | 年間保険料 |
ホンダCB1300 SB(1300cc)/50歳/20等級 | 15,500円 |
ホンダ CB400 SF(400cc)/45歳/6等級 | 22,630円 |
ヤマハ XMAX(250cc)/40歳/6等級 | 24,790円 |
ホンダ PCX(125cc)/30歳/6等級 | 19,480円 |
ヤマハ ビーノ(50cc)/50歳/6等級 | 19,600円 |
自動車重量税[4,900円](250cc未満は購入時のみ、車検ありバイクは2年ごと)
自動車重量税とは125cc以上のバイクに課されている税金のことです。バイクの購入時または車検時に、排気量に応じて納税する必要があります。
125超〜250以下のバイクは購入時に一括で納税、250cc超のバイクは2年ごとに車検があるのでその時に2年分まとめて納税します。
納税金額は以下の一覧表を参考にしてください。
自動車重量税排気量別一覧表
バイク排気量 | バイク区分 | 税金(1年間) |
125cc以下 | 原付一種、原付二種 | なし |
125cc超250cc以下 | 軽二輪車 | 新規登録時のみ4,900円 |
250cc以上
|
二輪小型自動車
|
1,900円(登録後12年目まで) |
2,300円(登録後13~17年目まで) | ||
2,500円(登録後18年目まで) |
軽自動車税[年間3,600円]
軽自動車税とは毎年4月1日時点でバイクを所有している人に課される税金で、1年分まとめて支払います。税額は排気量で決まります。
金額は下記の一覧表を参考にしてください。
軽自動車税排気量別一覧表
バイク排気量 | 自動車税額(1年間) | 車検 |
50cc以下(原付) | 2,000円 | なし |
51cc〜90cc(小型二輪) | 2,000円 | なし |
91cc〜125cc(小型二輪) | 2,400円 | なし |
126cc〜250cc(普通二輪) | 3,600円 | なし |
251cc以上(普通二輪、大型二輪) | 6,000円 | あり(2年ごと) |
駐車場[0~1万円]
バイクは自動車と違って「車庫証明」は必要ありません。ですが集合住宅など決められた場所を借りないと、バイク置き場を確保できない人も多いと思います。
自宅に停められない人は月極のバイク駐車場もあるので不動産サイトで検索して相場を調べてください。
バイクや免許のローン
バイク本体や免許取得費用をローンで組んでいる人は、毎月支払いが発生します。固定費として毎月の予算に組み込む必要があります。
初期費用総額を3パターンで解説[比較一覧表あり]予算16~137万円
3つのタイプに分けて予算を組んで一覧表にしてみました。
3つのパターンの予算案
■ [超低予算タイプ]
■ [筆者オススメ予算タイプ]
■ [豪華予算タイプ]
まずは下記の一覧表を見て、自分がどの予算に合うかを参考にしてください。一覧表の後にそれぞれの予算のポイントを解説します。
初期費用総額3パターンの一覧表
超低予算タイプ | 筆者おすすめ予算タイプ | 豪華予算タイプ | |
バイク本体 | ¥230,000 | ¥460,000 | ¥1,000,000 |
排気量/新車中古 | 250cc/中古 | 250cc/新車 | 400cc/新車 |
免許代※1 | ¥100,000 | ¥100,000 | ¥100,000 |
自賠責保険(年間)※2 | ¥3,466 | ¥3,466 | ¥3,966 |
任意保険(年間) | ¥24,790 | ¥24,790 | ¥22,630 |
自動車重量税 | ¥0 | ¥4,900 | ¥1,900 |
軽自動車税(年間) | ¥3,600 | ¥3,600 | ¥6,000 |
ヘルメット | ¥20,000 | ¥35,000 | ¥45,000 |
プロテクター | ¥10,000 | ¥15,000 | ¥10,000 |
グローブ | – | ¥4,500 | ¥6,000 |
ジャケット | – | ¥15,000 | ¥35,000 |
パンツ | – | – | ¥30,000 |
レインウェア | – | ¥10,000 | ¥19,800 |
ブーツ | – | ¥10,000 | ¥30,000 |
盗難防止グッズ | – | ¥5,000 | ¥10,000 |
バイクカバー | – | ¥5,000 | ¥20,000 |
バッグ | – | ¥5,000 | ¥30,000 |
初期費用合計 | ¥391,856 | ¥701,256 | ¥1,370,296 |
初期費用合計(ローン)※3 | ¥165,689 | ¥248,923 | ¥386,963 |
※1 免許代は中型免許を合宿で取得した金額
※2 自賠責保険は最長年数で支払い、それを1年で計算したもの
※3 [初期費用合計(ローン)]はバイク本体を60回払いローンで購入し、1回目の支払いのみ加算
[超低予算タイプ]ローン使用で16,5万 一括払い39万
最低限の装備のみで限界ギリギリの予算です。
この記事のタイトルにある最低予算の16万円はこのプランで、バイクを60回ローンで購入した場合の最初の支払金額が約16万円(165,689円)だということです。
バイクの装備はヘルメットとプロテクターのみ。服装は普通の服でグローブは100円均一の軍手を想定。
ヘルメットに2万円掛けるのは命に直結する装備だからです。「アライ」「ショウエイ」という一流メーカーの程度の良い中古ヘルメットか、「OGK]というメーカーの新品が買えるギリギリの値段が2万円です。また、プロテクターに1万円掛けているのは同じく命に直結する装備だから。
バイクの安全装備といえばヘルメットばかり気にしがちですが、死亡率の第2位は胸の負傷です。
しかも1位の頭部の負傷は、ヘルメットのあごひもをちゃんと締めていない人も集計されています。
筆者はこのデータから「ヘルメットのあごひもをちゃんと締めている人だけで統計データを取ったら胸の負傷は1位になる可能性がある」と考えています。
負傷部位の記事は外部サイトに参考になる記事があるので紹介しておきます。
»バイク乗りのノーヘル率は38.5%(警視庁調べ)
[筆者オススメ予算タイプ]ローン使用で25万 一括払い70万
筆者の友人がこれからバイクを始めるなら、おすすめしたい予算プランです。
ポイントは総額が70万なのにバイク本体と免許以外に14万の予算を掛けているところです。
バイク用品やバイク装備は買うときは高いと感じるかもしれませんが、バイク専用に開発されたとても使いやすいものばかりです。快適でしかも安全面は通常の服とは比べ物になりません。
バイクを買うときはバイク本体と免許費用のことばかり考えてしまいますが、バイク装備に10万円掛けると安全性が相当のレベルまで確保できます。
[豪華予算タイプ]ローン使用で39万 一括払い137万
お金にかなり余裕があるひとで、最初からBMWの高級バイクに乗るような装備をそろえる場合を想定しています。
ファッションに強いこだわりがある人は別ですが、実際はここまで周辺装備に金をかける必要はありません。バイク本体に予算をかけるか、乗り始めてからのメンテナンス費用に当てた方が満足感が高いでしょう。
筆者おすすめ予算よりもプロテクター代が下がっている理由は、バイク用のジャケットはプロテクターがフルで内蔵されているので、個別のプロテクター代が少なくなるからです。
プロテクターは付けたり外したりが面倒なので、ジャケットやパンツに内蔵されているタイプが良いです。予算と相談しながら後々そろえていきましょう。
予算の振り分けは安全面だけは妥協しない
最低限の予算を組んでもプロテクターが必要だと筆者は考えます。理由は今まで転ぶたびに痛い思いをしてきたからです。
筆者が初心者の頃は「普通の服」でバイクに乗っていました。当然転ぶとどこかケガをしました。ケガをするたびに、次は怪我をしないように装備をそろえていったら、現在の考え方になりました。
その考えとは[ヘルメットと胸のプロテクターは同じくらい重要]だということです。
ちなみにバイクのジャケットにはプロテクターが「肩」「ひじ」「背中」にはついているのに一番大事な「胸」にはついていないものが多くあります。
ジャケットを選ぶときは「胸のプロテクター」が付いているものを選んでください。
バイク本体の予算を下げてでも安全装備の予算10万円を確保
バイク本体の予算を下げてでもバイク装備の予算10万円を確保すること。これが筆者が考える長く楽しいバイクライフを送るコツです。
大事なことなのでもう一度書きます。
バイクを始める人はバイクと免許以外に10万円確保しましょう。無理ならせめて5万円くらいは予算を確保してください。
もし5万円しか確保できないなら、3万円でヘルメット、1万円でプロテクター入りジャケット、5千円でグローブ、5千円で膝のプロテクターをそろえるのが良いと思います。
バイク用品やバイク装備をそろえていく順番を重要度で解説
バイク用品を後々そろえれば良いというけれど、どれをどの順番で集めれば良いかイメージできないと思います。
ここからはバイク装備の重要度を3つに分けて筆者の考えを解説します。
[重要度:高]ヘルメットとプロテクター(最初から絶対に必要!)
ヘルメット
最初からできるだけ高いもの(3万円以上が目安)を用意してください。半帽や半キャップと呼ばれる頭しか守らないヘルメットは、安全面が弱いので除外してください。
しっかりした作りのヘルメットは、激しい転倒が無ければ、10年くらいは使えるのでここはケチってはいけません。
どうしても3万円出せないなら中古のヘルメットもありです。
メーカーは「ヘルメットの寿命は使わなくても3年」と公表していますが、筆者が長年ヘルメットを使って転んだ体感では転んでぶつけていなければ10年間は十分使えます。
つまり1万円の安物の新品より1流メーカーの中古を1万円で買った方がはるかにましだと思います。
とにかくホームセンターなどで売っている安物のヘルメットは絶対に使っていはいけませんよ。
プロテクター
プロテクターはヘルメットと同じくらい大切だと考えてください!
一番大事な場所は「胸」
次に「ヒザ」「背中」
最後に「肘」「肩」の順番です。
プロテクター入りのジャケットを買えばまとめて揃いますし、装着も楽になるのでおすすめです。
プロテクターについては別の記事で詳しく解説しています。
»[エアバッグも]バイクプロテクターの種類をメリットデメリットでまとめました
[重要度:中]ジャケット、バイクカバーなど(できれば最初から用意したい)
グローブ
運転のしやすさが向上するうえに手のケガを防止できて価格も安いので、費用対効果が高い装備です。
5000円前後の物がコスパが良くおすすめです。バイク用品店で試着してから決めましょう。
ジャケット
胸のプロテクター入りを選べば、安全面と快適性が大幅アップします。KOMINE製品がプロテクターがフル装備のわりにコスパが高いです。
ブーツ
バイクは転んだ時に足を怪我しやすいです。くるぶしまでカバーするものを選ぶのがポイントです。トレッキングシューズなどでも代用可能です。
バイクカバー
バイクの基本メンテナンスといえるくらい効果があります。錆と紫外線を防止してくれるうえに、盗難防止にも効果的なので費用対効果がとても高いバイク用品です。
ホームセンターで売っている安物カバーでも十分使えます。
1年くらい使うと外側のカバーが痛んできたころに同じカバーを1枚買いなおして新しいカバーを内側に、それまで内側で使っていた古いカバーを外側に使うとカバーが長持ちして効果も高いです。
筆者の体感では1万円のカバー1枚より5000円のカバー2枚かけのほうが効果が高いです。
盗難防止アイテム
バイクを盗まれたら相当落ち込むことになるので何かしらの対策が必須です。
バイクの盗難防止について詳しくは別記事で解説しています。
»バイクの盗難防止策をまとめました【窃盗のよくある手口も完全網羅】
[重要度:低]レインウェア、パンツなど[お金に余裕ができてからでOK!]
レインウェア
雨の日に乗らないなら安いものでOK。高級レインウェアを持っていると雨の日でもバイクに乗る気になる(筆者のように)ので、いつか試してみてください。
パンツ
膝に外付けのプロテクターをつけていれば安全面はカバーできるので、GパンでもOK。
外付けプロテクターは見た目がいまいちなので、気になる人はプロテクター内蔵パンツを検討してください。
ツーリングバッグ
一泊以上のツーリングでは便利。リュックサックは長時間背負うとバイクでは肩が凝ります。
»タンクバッグ、サイドバッグ、シートバッグのメリットデメリットをまとめました
まとめ 免許は合宿 安全装備に予算10万円 残金でバイク本体を買う
バイクに乗り始めるまでには、多くのものにお金がかかります。全体の予算を節約するには金額が大きいものから調整すれば効果が大きいです。
バイク本体はバイクを変えれば予算の調整がしやすいですが、免許は安く取得する方法が決まっています。
免許は合宿で取ったほうが安いので、予算を抑えたい人はできるだけ教習所より合宿で取得してください。
»[10万円以上お得]バイク免許は合宿で取るべき(二輪+四輪同時に)
やっと免許を取ってバイクを買ったら、お金が無くなってしまった。だからヘルメットはドン・キホーテの3000円のものしか買えなかった。これでは目も当てられません。
それならバイクと免許の費用はローンを組んででも安全装備の予算を確保するべきだと筆者は考えます。
この記事で伝えたかったことは、[バイクに乗り始めるときにはバイクと免許以外に10万円の予算を確保して安全面の装備を整えよう!]ということです。せめて5万円くらいは安全面にお金をかけてください。
筆者は装備が脆弱だったころにバイクで転んでも大けがをしなかったのは運が良かったからだと思っています。運が悪い人は一度目の転倒で大けがをしてしまうかもしれません。
そんなことにならないように、ぜひ長くバイクを楽しめるように安全装備をそろえることも忘れないでくださいね。
最後まで読んで頂いてありがとうございました。
ほかの記事もぜひ読んでいってくださいね。