「女性向のバイクってどれなの?」
「身長が低い人におすすめなのはどのバイク?」
「とにかくかっこいいサウンドのバイクに乗りたい!」
まず結論を先にお伝えすると、自分の好みに合うバイクは必ずあります。
バイクは見た目だけで選んでも問題ありませんが、どうせならポイントを押さえたバイク選びをした方がより良いバイクライフを送れます。
この記事を読めば自分に適しているバイクがわかるようになりますよ。
楽しいバイクライフに順調に入れるように役立ててくださいね。
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条件や事情でバイクを選べば後悔が少ない[選び方11種一気見せ]
使い方もやりたいことも具体的にイメージできていない人も多いと思います。
そんな人は条件や自分の事情でバイクを選んでみましょう。
本記事ではバイク選びの11種類の考え方でおすすめ車種を紹介していきます。
- 初心者におすすめなバイク
- ベテランにおすすめなバイク
- 身長で選ぶ(身長が高い人と低い人)
- 見た目で選ぶ(画像や実物を見る)
- 履けるタイヤで選ぶ
- 今より排気量を上げるか下げるか
- 音で選ぶ
- 女性向けのバイク
- 維持費(コスパ)で選ぶ
- 売るときに値段が下がらないバイク
- 気軽に乗れるバイク
バイクの車種なんか一台も知らなくてもバイク選びができる方法です。
気軽に読んでみてくださいね。
初心者におすすめなバイク
初心者に勧めたいバイクの条件は
・乗りやすいこと
・ある程度いろんなことができる懐の広さがあること
乗りこなすのが難しいバイクは慣れないうちはバイクに乗ることが不安になります。
まだバイクで何をするのが好きか定まっていないのでバイクの使用用途がピンポイントだと後になってから使用用途と合わない場合があります。
最初はあまり深く考えずにバイクをどんどん乗る時期なので乗りやすいことは必須の性能。
もっと詳しく知りたい人は別記事で詳しくまとめてあります。
»初心者がバイクを選ぶ7つの考え方を解説[具体的なオススメ7車種も公開]
ベテランにおすすめなバイク
今まで乗ったバイクの良いところを集めたバイクがベテランにオススメです。
■ 今まで何台もバイクを乗り継いできてどのバイクはどんな感じかわかる
■ そのうえで「欲しい性能」より「実際使ってみたらそんなにいらなかった性能」が」良くわかる
本当に自分が欲しい性能だけあるバイクを選べるのがベテランです。
本当の意味で自分に本当にぴったりなバイクを選べるはず。
初心者の方はこの乗り継ぐ途中でいろいろ試行錯誤したり「正直後で思えばあのバイクは失敗だったな」という経験が足りないのです。
一台目のバイクで自分に100点のバイクを選ぶのは無理なんですよね。
車両画像 | バイク名 | 排気量(cc) | 新車価格(税込) |
ヤマハ セロー225 | 225 | 369,000 | |
ホンダ スーパーカブ125 | 125 | 440,000 | |
ホンダ CB400SF | 400 | 884,400 |
地味なバイクに見えますがこれが本当の一生付き合えるバイクたちだと思います。
身長で選ぶ(身長が高い人と低い人)
身長が低い人は足つきが良いバイクがおすすめです。
体が小柄なので大きく重いバイクと足つきが悪いバイクは不安ですからね。
足つきが良いバイクのジャンルはアメリカン系やストリート系のバイクです。
車両画像 | バイク名 | 排気量(cc) | 新車価格(税込) |
ヤマハ SR400 | 400 | 605,000 | |
ホンダ GB350 | 350 | 550,000 | |
ホンダ レブル250 | 250 | 599,500 |
逆に身長が高い人はミニバイクはポジションがコンパクト過ぎて辛いですね。
身長が高ければどんなバイクも乗れますが、ミニバイクは小さ過ぎて足が窮屈ですぐ疲れてしまうのです。
車両画像 | バイク名 | 排気量(cc) | 新車価格(税込) |
ホンダ グロム | 125 | 385,000 | |
ホンダ モンキー | 125 | 336,960 | |
カワサキ Z125 | 125 | 352,000 |
見た目で選ぶ(画像や実物を見る)
見た目といってもどうやって選ぶか。
→基本的にはグーバイクや雑誌でバイクを見まくるのが近道です。
・大型バイク店舗に行ってみて実際にたくさんのバイクを見てみる。
・大型バイク用品店の駐車場に土日に行くのがおすすめ。
どちらも生のバイクが見られますし、どんな人たちがどんな服装で乗っているかも参考になります。
さらに、どんなカスタムがされてるかも見られるから実物を見るのはおすすめですよ。
バイクをいっぱい見てるとバイクを買うぞっていうモチベーションも沸いてきます。
履けるタイヤで選ぶ
マニアックな選び方ですが、後々大事な要素なのです。
設定されているタイヤがどのサイズでどんなタイヤかで大体どんなバイクかわかります。
バイクはタイヤでかなり変わるので履けるタイヤの種類が多いバイクはタイヤ交換でカスタムを幅広く楽しむことが出来ます。
つまりタイヤ選びはジャンル選びよりも重要。
タイヤを選ぶときは具体的に何を確認するか
■ ラジアルタイヤか、バイアルタイヤか
■ タイヤサイズはいろんなメーカーが作っているタイヤサイズかどうか
■ タイヤはどのグレードのタイヤが付いているか
このあたりを確認しておけば、買った後も色々なタイヤを履けるので長く楽しめるバイクを選べますよ。
もっと詳しく知りたい人は、別記事にまとめてあります。
»[バイクの動きはタイヤ次第]自分に合うタイヤの選び方を解説
今より排気量を上げるか下げるか
乗り換えるとき同じジャンルなら排気量アップがセオリーです。
理由は同じ形のバイクならパワーアップしていないとまたすぐに飽きてしまいやすいから。
なので使い方を変えると今のバイクの違った面に気が付くかもしれませんね。
ジャンルを変えるなら排気量はあまり考えなくてもOK
オンロード400cc→オフロード250ccに乗り換えてもジャンルが全く違うのでパワー不足を感じにくいです。
いっそ乗り換えないで買い足すという選択肢
■ 今のバイクは売らないでもう一台バイクを買うのもあり
■ 125ccならコスパ良く維持できる
■ ジャンル違いのバイクを2台持てば満足度は2倍以上
2台持ちについては別の記事でもっと詳しく解説しています。↓
音で選ぶ
■ エンジンには気筒数の違いや排気量の違いで色々でそれぞれ音が全然違う
■ 同じエンジンの形でも排気量でまた違う音がする
これは言葉ではなかなか伝わらないと思います。
いろんなエンジン形式の音の違いサンプルを紹介しておきます。
気に入った音のバイクに出会ったらそれがあなたにピッタリなバイクかもしれませんよ。
女性向けのバイク
■ 初心者向け
■ 乗りやすい
■ 気軽に乗れる
が一般的だと思います
でも実際は全然別の好みの女性も多いのは筆者の体感です。
女性はバイクのイメージを大事にする。
イメージを大切にする女性はすでに憧れの車種が決まっている。
そしてそれが隼とか敷居が高めのバイクの場合も多い。
でもそれを頑張って乗るのが一番満足感高いのです。
まとめると女性におすすめなバイクは2パターンあります。
車両画像 | バイク名 | 排気量(cc) | 新車価格(税込) |
ホンダ GB350 | 350 | 550,000 | |
カワサキ ニンジャ250 | 250 | 654,500 | |
ホンダ VTR250 | 250 | 598,320 |
車両画像 | バイク名 | 排気量(cc) | 新車価格(税込) |
ヤマハ V-MAX | 1679 | 2,376,000 | |
ホンダ X4 | 1284 | 890,000 | |
スズキ 隼 | 1300 | 2,156,000 |
乗りやすいバイクがかっこよくないといっている訳ではありませんよ。
乗りたいバイクがあるからバイクに乗るんだ!って女性が意外と多いな、というのが私の感想です。
維持費(コスパ)で選ぶ
バイクは車よりはるかに移動コストが安い乗り物です。
ではバイクにはどんなコストがかかるのか解説していきます。
■ 税金
■ 保険料
■ 消耗品代
■ ガソリン代
ジャンルや排気量での維持費や税金の違い
・排気量ごとに税金が違う、排気量が増えるほどに税金は増える
・任意保険料は125cc以下と126cc以上で変わる
・250ccと1700ccの任意保険料は同じ
(車両保険料は車両の価格によって変動するので別)
・税金は400ccでも2000ccでも同じ
(税金は下記の一覧表を参考にしてください)
バイク排気量 | 自動車税額 | 車検有無 |
50cc以下(原付) | 2,000円 | なし |
51cc〜90cc(小型二輪) | 2,000円 | なし |
91cc〜125cc(小型二輪) | 2,400円 | なし |
126cc〜250cc(普通二輪) | 3,600円 | なし |
251cc以上(普通二輪、大型二輪) | 6,000円 | あり |
消耗品にはそれぞれどんな違いがあるのか
特に価格が高い消耗品は
・タイヤ
・ドライブベルト
・ドライブチェーン
・ブレーキディスク(パッドではなく円盤の方)
などです。
■ 大型のほうがタイヤが高いうえに消耗も早い
■ スクーターはチェーンではなくベルトを使っていてチェーンより短命
■ ブレーキパッドなどは小型も大型もそれほど金額に大差なし
■ オイル交換などの費用も小型と大型もそこまで何倍も違う訳ではない
■ 一番高いのはタイヤで次はガソリンということです
車両ごとの燃費の目安
画像 | 車種 | カタログ燃費(定地走行 60km/h) | 筆者体感燃費(完全体感km/L) |
ホンダ スーパーカブ110 | 63.5km/L | 70km/L | |
ホンダ グロム | 62.7km/L | 60km/L | |
ヤマハ セロー250 | 40km/L | 35km/L | |
ホンダ VTR250 | 40km/L | 35km/L | |
ホンダ CB400SF | 37km/L | 20km/L | |
ホンダCB650R | 31.5km/L | 18km/L | |
ホンダレブル1100 | 31.5km/L | 18km/L | |
スズキ 隼(ハヤブサ) | 28km/L | 16km/L |
※カタログ燃費(60㎞定地走行)は実際走行するとこの数値より低くなる場合が多い。
※筆者体感燃費は国道など大き目な幹線道路の実際の走行を想定して筆者が「このバイクならこれくらいの燃費だな」と独断を偏見で評価した燃費です。
■ 通勤通学→スーパーカブ110
■ 日常の足(高速道路乗らない人)→グロム
■ 日常の足(高速道路乗る人)→VTR250
■ 林道遊び→セロー250
売るときに値段が下がらないバイク
バイクを売るときに買ったときから金額が下がっていたら、がっかりしますよね。
ほとんどのバイクは買ったときから値段が下がり続けます。ですが、まれに値段が下がらないどころが上がるバイクがあります。値段が上がるバイクの条件は「バイクの価値が変わらない事」です。
それだけでは意味が良くわかりませんよね。言い換えれば「新しいバイクであること以外の価値が高い」ということです。
値段が下がりやすいバイクは「流行りのバイク」と「スポーツモデル」
例えばレーサーレプリカのバイクがモデルチェンジのたびにかっこよく、パワーも上がって、そのほかの部分も性能アップしていったとします。そうやって進化していったバイクの初期モデルって欲しいですか?
▲上の画像のバイクCBR250Rはこの後CBR250RRに進化してます。今からCBR250Rが欲しいって人は少ないので値段は下がってしまいます。
どんどん性能アップしていくジャンルは「新しい=高性能=魅力が高い」となるのでバイクの値段が下がりやすい傾向です。
値段が下がりにくいバイクは「昔から見た目が変わらないバイク」
それに対して、オフロード車は30年位前から見た目が大きく変わりません。20年前くらいのバイクなら、現代で乗っていても古臭くは見えません。
こういうジャンルのバイクは値段が下がりにくい傾向がありますね。
気軽に乗れるバイク
「気軽の乗れるバイク」とは言い換えれば、歩いて10分で着くコンビニまででもバイクで行きたいと思えるバイクのことです。
「5分の距離くらいならバイクより歩いたほうが速いんじゃないの?」
「そんなに歩くのが嫌いなの?」って言われそうですね
バイクを乗り始めるまでには
1,各種バイクの装備をつけて
2,バイクのカバーを外して車庫から引っ張り出す
3,エンジン掛けて暖気
4,さあ出発!
このようにいろいろやることがあります
気軽なバイクは近距離しか乗らないのでバイクの装備もほどほど。
車両重量も軽いので手押しも楽。
排気量が小さいからエンジンもすぐ温まるし、スピード出さないでも楽しめるんです。
カバーを掛けたり外したりはかなりめんどくさい作業です。
毎日乗るバイクならカバーをかけないのもありだと思います。
その為には「バイクの価格が安い」のも気軽なための性能の一つです。
■ 雨風から守る
■ 紫外線から守る
■ 窃盗団から守る
ちなみにプロテクターをつけないで素手で運転しても良いバイクという意味ではありません。
安全面は気軽さとは無関係なので省略しては絶対にダメですよ。
安全面以外は気にしないで乗れるから気軽なのです。
まとめ 視点を変えれば違ったバイクの魅力が見えてくる
今回は事情や条件ごとにバイクを選ぶ考え方を紹介してきました。
自分が考えたこともなかった視点でバイクを選んでみると、新たな発見があるので密度の濃いバイク選びができるはずです。
みなさんのバイクライフの役に立ててくださいね。
最後まで読んで頂いてありがとうございました。
ほかの記事もぜひ読んでいってくださいね。