SV400sのインプレ記事を読みたくありませんか。
SV400sはすでに新車では買えないバイクです。
当然試乗も出来ません。
でもどんなバイクなのか知りたくありませんか?
この記事を読めばSV400sがどんなバイクでどんなところが良いのか。
どんな人が乗ったら満足できるのかがわかります。
筆者はバイク歴20年以上
今まで乗ったことがあるバイクの種類は87車種以上です。
SV400sは数年所有した経験があります。
今回の記事はそんな筆者が今まで乗ったことのあるバイクの中から
■ホンダ CB400SB
■ホンダ VTR250
■スズキ SV650S
この4車種との比較インプレを解説した記事となります。
ぜひ最後まで読んでみてくださいね。
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SV400sスペック
基本スペック
- エンジンタイプ 水冷・4サイクル・90°V型2気筒・DOHC・4バルブ
- 最高出力 53ps(39kw)/10500rpm
- 最大トルク 4.2kg・m(41N・m)/8000rpm
- (乾燥重量) 168kg
- (装備重量) 189kg
- フロントタイヤサイズ 120/60ZR17 M/C 55W
- リアタイヤサイズ 160/60ZR17 69W
年式によっての違い
1998年にデビュー。
メインフレームにアルミ製のトラスフレームという凝った設計で目を引いた。
さらにスイングアームもアルミ製。
このあとに650ccが共通ボディで出るからこそ出来た設計。
ハーフカウルが付いているのが「S]ネイキッドが「無印」。
両モデル共にフロントブレーキがシングルディスクだった。
その後、SV400Sは2000年、SV400は2002年にダブルディスクに変更。共に2006年12月をもって生産終了。
その後2009年にグラディウスとして復活しました。
グラディウスが販売終了して2015年にSV650 ABSが発売されたが400cc版は復活せずに終了で現在は400ccモデルは新車では買えない。
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最高速はどれくらいなのか
最高速は計測したことないですが180kmは軽く出ます。
リミッターがかからなければ200kmくらいは出るんじゃないでしょうか。
ですが、最高速が売りのバイクではないので参考程度に。
一番速いと感じるポイントは停止状態からトルクを生かした加速です。
4気筒ではあのピックアップは体感できません。
同じ排気量のシグナルダッシュならほぼ負けないといってよいでしょう。
よしのパパが乗っていたSV400Sは?
よしのパパは初期型のフロントシングルディスクのsv400sに乗っていた。
その後トミンサーキットというミニサーキットにハマりSV400sでサーキット走行を楽しんでいた。
(トミンモーターランドのベストタイムは28.8秒でした)
その後とオイル管理をしくじってオイル不足で走行してしまい、エンジンブローでSV650Sに乗り換えた。
その後400sで使っていたパーツ(オーリンズサスなど)をそのまま使うためにSV650Sに乗り換えました。
シングルディスクの400sはフロント回りが軽すぎで危なくない?
ってくらい軽快なバンクが気持ちよかった。
650sはダブルディスクでフロントの軽さは多少スポイルされたがトルクの太いエンジンで全方位バランスよいバイクだった。
不人気といわれるがスペックでは語れない魅力がある。
一度でも乗る機会があればはまる人ははまるので機会があったらぜひ乗ってみてほしい。
特に停止状態からのダッシュ力が一番の魅力といえます
よしのパパのSV400sはカスタム箇所は?
よしのパパのSV400sのカスタム箇所は
■リアサスペンションを「オーリンズ」
■バックステップを「COERCE:コワース」
カスタムのインプレはこの記事の下の方にまとめています。
よしのパパはレッドバロンで買ったけどどうだったか
SV400sはレッドバロンで購入しました。
レッドバロンは価格や色も相談ににってくれて、予算内で満足いくバイクを選べましたよ。
良く価格が高いと言われますがその分オークションから経歴のわからないバイクを仕入れるのではなくお客さんからの直接買い取りのみで車両を確保しています。
絶版バイクでもパーツの在庫はすごいですよ。
そういう意味でも安心感あります。
全国レッドバロンの在庫からバイクを選べるので希望のバイクがきっと見つかるはずですよ。
私は、SV400sのエンジンが壊れたときそのままレッドバロンでSV650sに乗り換えました。
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他のバイクと比較
ドカティ モンスター400
基本スペック
- エンジンタイプ L型2気筒 2バルブデスモドロミック 空冷
- 最高出力 44.1ps(32.4kw)/10500 rpm
- 最大トルク 3.5kg・m(34.3N・m)/8750rpm
- (乾燥重量) 168kg
- (装備重量) 186(概算値)kg
- フロントタイヤサイズ 120/60ZR17
- リアタイヤサイズ 160/60ZR17
SV400sとモンスター400を乗り比べてみて
スペック以上にSVの方が速く感じました。エンジンの振動もSVの方が少なく感じる。
SVの方がハンドル切れ角がかなり広い。
普通はネイキッドバイクのほうがハンドル切れ角は広いものです。
モンスター400に乗ったときにハンドルがあまり切れ角が少なくなくて驚いた。
これは新車価格が全然違うので仕方ない所。
そもそもパーツ単体の値段が違う。
SVは必要十分のものが付いている。
モンスターは十分以上のものが付いている
こんな印象。
ホンダ CB400SB
基本スペック
- エンジンタイプ 水冷4ストロークDOHC4バルブ4気筒
- 最高出力 56ps/11,000rpm
- 最大トルク 4.0kgf・m/9500rpm
- (装備重量) 205kg
- フロントタイヤサイズ 120/60ZR17M/C(55W)
- リアタイヤサイズ 160/60ZR17M/C(69W)
SV400sとCB400SBを乗り比べてみて
中低回転域はSV。
高回転はCB。
でも、アイドリング付近の安定感はCB。
1500回転ではVツインはエンストしやすい。2000回転回ってればSVのほうがダッシュ力がある。
SVはバンクさせるのがとても軽快。
でもエンジンが前後に長いのでバンクさせてもそこまで曲がらない。
CBはバンクさせたらさせた分だけ曲がる。
さすが教習バイク。
純粋にとても乗りやすい。
でも自分で買うバイクなら、乗りやすさよりも、気持ちよさを取りたい。
容量が多くて無理が利くのはCB。
SVのほうがスクリーンが低いけどその分ハンドルの低いので結果同じような風の受け方になる。
ホンダ VTR250
基本スペック
- エンジンタイプ 水冷4ストロークDOHC4バルブV型2気筒
- 最高出力 30ps(22kw)/10500rpm
- 最大トルク 2.2kg・m(22N・m)/8500rpm
- (装備重量) 160kg
- フロントタイヤサイズ 110/70R17M/C 54H
- リアタイヤサイズ 140/60R17M/C 63H
SV400sとVTR250を乗り比べてみて
軽快にバンクする所も同じ。
気持ちよさはSVのほうが上。
VTRのほうが安定感が高めに設定されている印象。
VTRは下から上まで一定のトルクがずっと続く。
SVは下から上まで一定で一番上でググっとパワーが出るので、意外と高回転パワー炸裂なエンジンなのでSVの方が回したくなるエンジン。
スズキ SV650S
基本スペック
- 水冷・4サイクル・90°V型2気筒・DOHC・4バルブ
- 最高出力 70ps(51kw)/8500rpm
- 最大トルク 6.3kg・m(61.8N・m)/7000rpm
- (乾燥重量) 169kg
- (装備重量) 191kg
- フロントタイヤサイズ 120/60ZR17 55W TL
- リアタイヤサイズ 160/60ZR17 69W TL
SV400sとSV650Sを乗り比べてみて
■タイヤサイズも一緒。
■違うのはエンジンとリアサスの設定など。
まさにヨーロッパで売れるスポーツツーリングバイク。
SV400Sは本当にバンクが軽快すぎるくらいなので。
低回転からトルクが出てそのまま上までフラットなトルク感で回る感じ。
回せばパワーが出るというタイプではない。
400sの高回転のパワーを650Sはいつでも引き出せるフラットトルクなエンジンという印象。
回す楽しみは圧倒的に400sが上。
SV400sのカスタム例を紹介[マフラー、カウル]
リアサスペンション
OHLINS オーリンズリアサスペンション
これはSV650S用のリアサスペンションです。
ですがフレームやボディは共通なのでそのまま使用できます。
正直SV400sの純正サスペンションは安物です。
そんなに性能良くないし、印象も良いわけではない。
なのでオーリンズサスにしたときは感動しました。
オーリンズサスとミシュランパイロットパワーというタイヤの組み合わせでサーキット走行したらエキパイをするくらいのバンク角でも走れるようになった。
マフラーじゃないですよ。
エキパイです。
50度以上は倒せますね。
↓これくらいいけますね↓
バックステップ
COERCE(コワース)レーシングステップ
サーキット走行していたらシフトレバーを擦ってしまうので購入しました。
シンプルで軽量。
レバー単体などパーツ供給も新設で良いメーカーでしたが新品ではもう購入できないようです。
中古で探すしかありません。
現在購入できるのは以下の2種類のバックステップのようですね。
AGRAS アグラス バックステップ
(参考価格¥65000前後)
SPICE スパイス タクティカルステップ 3ポジション
(参考価格¥42000前後)
マフラー「ケンツ、ヨシムラ」
よしのパパはSV650Sに乗っていた時にケンツスポーツの2本出しマフラーにしていました。
純正マフラーはサーキット走行で地面に擦ってしまうので。
400には付けたことはありませんが、ケンツはかっこよい音でパワーの出方も良かったです。
SV400Sに人気のマフラーはこの2種類です。
どちらも中古でしか購入できませんがどちらも有名メーカーですね。
ヨシムラチタンサイクロン
(中古で6万前後)
ケンツスポーツ
(中古で5万前後)
アンダーカウル流用とフルカウル化
これはいろんな情報がありましたが、海外ではSV650Sが人気バイクだったのでパーツが豊富。
650Sのカウルは400Sにそのまま使えるので流用できます。
なので、400sで探さないで650sで海外向けのカウルを探せばいろいろ見つかりますよ。
このあたりは純正オプション課と思えるほどしっくり収まるので当時から話になっていました。
他にもいろんなカスタムをしている人がいますね↓
まとめ SV400sは今から乗るのにも良いバイク!
いかがでしたか。
sv400sは隠れた良いバイクだってことが伝わったならうれしいです。
400ccのバイクを買おうとするとCB400かそれ以外か、みたいなところがある気がします。
たしかにCB400は完成したバイクだと思います。
弱点がないという一番の強みと結構無理がきくという懐の深さ。
まさに初心者からベテランまでオススメできるバイク。
なので、ロングセラーで長い間売られてますね。
[NC39~42の前期後期]歴代のCB400の違いをまとめました
SVはすでに販売終了。
ある意味敗北したバイクとなります。
でも満足度はSVが上だと思います。
仕事で乗るならCB400ですが、自分で買うならSV400Sですね。
間違いなく。
この記事が皆さんのバイクライフの足しになってくれたら幸いです。
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最後まで読んで頂いてありがとうございました。
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