■バイクに使いやすいオススメのパーツクリーナーを知りたい
■似たようなものでチェーンクリーナーは持っているけどこれでもいいの?
■ものによって値段が全然違うけど性能も全然違うの?
■どうしてプロの整備氏はワコーズのパーツクリーナーを使っているの?
■ホームセンターに売ってる一番安いパーツクリーナは使ったらだめなの?
今回の記事は
2,パーツクリーナーとチェーンクリーナーの違いを解説、代用できるのか?
3,プロがワコーズのチェーンクリーナーを使っている訳
4,よしのパパが実際に使っているパーツクリーナーの組み合わせは?
上記の内容となります
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パーツクリーナーは脱脂材です。
■似たようなものでブレーキクリーナーというものもありますが、現状は似たようなものだと思って問題なし。
■商品によって表面活性剤など、汚れを落とす成分が添加されていたり様々。
■ものによって一番大きな違いは乾燥する速さが違うこと。
■速乾性や遅乾性と書いてあるものもあります。ワコーズなどは「速い」「中間」「遅い」など商品から選ぶことができます。
乾く速さが違うと実際使うときにどんな違いがあるか。
■速く乾けば汚れはそれほど落ちないし遅すぎれば汚れが落ちた後もクリーナーが残ってなかなか乾かないので次の作業ができないということになります。
■安いクリーナーはほぼ「速乾性」です。というか「超速乾性」といってもいいほどすぐ乾いてしまうので使いにくいのです。
よしのパパはワコーズのBC-8という「中乾性」のクリーナーをメインで使ってます。つかっていてちょうど良いんですよね。
そのほかの性能は「容量」と「ゴムやプラスチックを傷めないかどうか」が大きな性能といえます。
このあとは具体的な製品を取りあげて紹介したいと思います。
ワコーズ BC-8 650ml 実売価格1400円前後
よしのパパも愛用している超オススメできるパーツクリーナー。
「中乾性」で洗浄力も十分で個人的にはこれ以上乾くのが遅いとかえって使いにくい。たまに早く乾いてほしいときにエアブローを使うくらいこれでも十分乾くのが遅いと感じるし遅すぎるわけではないからちょうどよいというわけ。
メリット
デメリット
とにかく、安物パーツクリーナーしか使ったことない人は一度ぜひ試してみてほしい。クリーナーの概念が変わります、私もそうでした
知り合いとかが持っていたらぜひ試させてもらってください。全然違いますよ。
それくらい違うので、機会があったら試してみたください。
呉工業 パーツクリーナープラスチックセーフ 420ml 実売価格700円前後
僕たち庶民の味方呉工業のパーツクリーナーのゴムやブラスチックに優しいパーツクリーナー
「速乾性」なので渇きは速めですが、激安のような「超」速めの感想ではないので日常使いにおすすめ。
しかも、ゴムなどに優しいのでbc-8など「中乾性」にしなくてもよい人はこれがコスパ最強だと思う。
メリット
デメリット
ホームセンターなどで売っている一番安いパーツクリーナー(大阪魂 ブレーキ&パーツクリーナー魂2000 840mlなど) 実売価格200~300円前後
ホームセンターで売っている激安パーツクリーナー
大きい缶でとにかく安いので皆さん一度くらいは購入したことがあるでしょう
確かに安いからじゃぶじゃぶ使えるけど、「速乾性」なので使った割に汚れが落ちる前に乾いてしまって結局ふき取ったりと整備性は良くない。
一度でも良い、クリーナーを使ったことがあると、あまり使いたくなくなってしまうが、使いどころによっては安いので持っているのもあり。
でもよしのパパは今は使っていない。
メリット
デメリット
パーツクリーナーとチェーンクリーナーの違いを解説、代用できるのか?
チェーンクリーナはドライブチェーンを掃除する専用の溶剤。
■シールチェーン対応と書いてあるものは、ゴムを傷めない成分でできている。
■バイクのチェーンは125ccくらいまではノンシールチェーンを使っていて、それ以上はシールチェーンを使っている。
■シールチェーンとはチェーンのリングの間にシーリングゴムがあってその中にグリスが封入されていてチェーンの寿命が長い。■ノンシールはそれがない小排気量専用のもの。
シールチェーンにはパーツクリーナーは使ってはいけないが、パーツクリーナーには↑で紹介したクレのプラスチックセーフのようなゴムに優しいものもあるのでよしのパパはそのあたりの条件を理解して守っているならどちらを使っても問題ないと思います
成分はパーツクリーナーはアルコール
チェーンクリーナーは油。ためしに余ったエンジンオイルを少し垂らして汚れたチェーンをウエスでふいてみてください。汚れ落ちますよ。
代用できる場合
ノンシールチェーンにパーツクリーナを使う。
代用できない場合
チェーンクリーナーをブレーキ関係の掃除に使う。
チェーンクリーナーは成分は油です。
プロがワコーズのチェーンクリーナーを使っている訳
パーツクリーナーも整備で使うものなので、ある意味で工具です。
プロは時間工賃です。同じ作業なら短い時間で終わらせたほうが工賃の意味でも優れているわけですね。
相場ではプロの整備氏を働かせるのは1時間で8000円から15000円くらいが相場です。
こういうのをレバレッジといいます。
うちの店はレバレッジ1万円ですということはお客さんが頼んだ作業に30分かかったら工賃は5000円ですよという意味です。
メーカー側もよくある作業には目安となる工賃金額が決まっていて、エンジンオイル交換は時間15分、バッテリーは10分。タイヤ交換は30分、フルカウルのバイクはカウル外す作業は15分割り増しなど。
もちろんバイク屋さんは競争相手がいるのでわざとゆっくり作業をして工賃をぼった食っていたらお客さんはいなくなります。
なのでパーツクリーナはしっかり汚れが落ちて、そのあと乾いてすぐグリスを塗れる。結露もしない。など高性能であれば、作業時間が減るのでクリーナーの値段が多少高くても元が取れるというわけ。
みなさんもバイクを整備に出すときに工賃をけちるということは作業に手を抜いてくれってことと同じ意味だということを覚えてくださいね
もちろん、ぼったくり店ではなく優良なまじめなお店というのは前提ですよ。
よしのパパが実際に使っているパーツクリーナーの組み合わせは?
ワコーズBC-8をメインに使用
ジャバジャバ使える所は激安クリーナーを使っていたが最近はウエスにBC-8をしみこませて拭き取ったほうが汚れが落ちることがわかったので激安クリーナーは使っていない。
ゴムや、プラスチックなど、デリケートな部分にのみシールチェーン対応のチェーンクリーナーを使用
パーツクリーナーまで使わなくても十分な部分にはワコーズのフォーミングマルチクリーナーを使用。
洗浄力はそこそこで台所中性洗剤で洗って水で洗い流した場合の半分ていどの洗浄力しかないですが水を使わなくてよいのがメリット。
だた、よしのパパ的には匂いがあまり好きではないんですけど。
まとめ
今回の記事は下記のような内容でした。
2,パーツクリーナーとチェーンクリーナーの違いを解説、代用できるのか?
3,プロがワコーズのチェーンクリーナーを使っている訳
4,よしのパパが実際に使っているパーツクリーナーの組み合わせは?
今回はパーツクリーナーの話でした。
メンテナンスをする上では入り口の話ですね。
他にもクレ556のような潤滑浸透剤など色々違いがあります
使用用途も違います。
工具の話になればねじの回し方。
グリスの話もしないといけませんし、メンテナンスは覚えることが多いかもしれません。
最後まで読んで頂いてありがとうございました。
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